スパイラルスピーカその21(DCU-C171PP版)

PARCのDCU-C171PP版角型スパイラルスピーカであるが、広い部屋だと低域が少し物足りなく感じる。(スワンmk2+MG100HR-Sが出過ぎだという話もあるが、笑)
測定結果もそれを裏打ちしており、低域から高域にかけて若干の右肩上がりで、低域が少々物足りない感じである。
角形スパイラルスピーカDCU-C171PP版

続きを読む

新世代スピーカその2

この前テストした「FDBR型のスピーカ」である「Kura-G CUBE」。
小型ながらなかなかの実力を持つが、メインの一つとして据えるには低音の量感がもう一つ。
これは小型化を優先した結果であるので、標準サイズの「FDBR型のスピーカ」がどんな感じなのか聴いてみたいという欲求がムクムクと湧き上がってきた。
そこでいつものMAKIZOUさんに注文したのがこれ。
相変わらず完璧な梱包

続きを読む

スワンmk2+DCU-F122Wその1(試聴2回目)

ひと段落?したのでお約束のF特。
DCU-F122W+SwanMk2
概ね試聴結果と一致している。
まあ単体で見てもあまり意味は無いので、FE108EΣの特性と重ねたものを掲示しておく。
FE108EΣ比較
赤がDCU-F122Wで、黒がFE108EΣ。
個人的な比較評価をしてみると
◇高域
MG100HR-S

高域の伸びと滑らかさは断トツ
DCU-F122W

もうひと伸び欲しいところだが耳障りではない。
FE108EΣ

独特の癖というか歪というか混濁した感じが付きまとう伸びもいまいち。
◇低域
MG100HR-S

量感も低域の伸びもたっぷりだが、ソースによっては出過ぎの感がある。
DCU-F122W

量感も低域の伸びも良い。良く締まった低音でソースを選ばない。
FE108EΣ

頑張ってはいるが、前者2つに比べると量感も低域の伸びももう一つ。
う〜ん、結構違うもんやね。
FE108EΣは、結構力を入れて作ったユニットのようだけど、なんかスペックに実際が追いついてない感じ?
ちなみにDCU-F122Wのざっくりとした感想は、高解像度でレスポンスの良い現代的なユニットといったところ。
個人的にはFE108EΣよりスワンにマッチしていると思うので、もし寝かしたままのスワンがあれば入れ替えて火を入れて見て欲しい。
きっと新たな発見があるのではないかと思う。
実際に、知り合いにもこのユニットを勧めてみたところ、非常に好評である。
惜しむらくはこれが限定のユニットであること。
PARC Audioさんには、これを定番ユニットにしてもらいたいところ。
やはり、当たり前のことを当たり前と思わず、別の視点から見直す事は重要だね。
たまには、自分の足元が砂上の楼閣かもしれないと疑った方が良いかも知れないよ?