ASRC&DAC検討その15

穴あけが終わったので、実装…の前にお約束の銅板をケースに貼り付ける。
銅板貼り付け
実際、どの程度効果があるかわからんけど(^^;)
今回は、たまたま粘着テープ付きの銅板だったのでかなり密着して貼り付けできたが、逆にアースから浮いてしまっているので、後でフレームアースとハンダ付けしないと。
フロントとリアは穴あけが面倒なので、銅板貼りはパス(ぉぃぉぃ)
実装にあたっては、コンデンサが大きくて高さ方向が厳しかったので、より薄い6mmのスペーサをネジの西川で買ってきた。
逆にスペーサの厚みが薄すぎて、基板裏のハンダ面がケースに接触してショートしても困るので、スペーサを装着した状態で横からチェック。
見た感じ十分空きはあるようだが、念のためビニールテープを貼っておく。
トランスとACインレット、ヒューズボックスを実装した状態。
トランス実装
ACインレットの部分は、非常にタイトというか当たっているし(笑)
電源スイッチの部分は更にタイト…というより配線が当たって実装できないので、スイッチの端子を曲げて無理やり実装した(笑)
電源ユニットを実装した状態。
電源ユニット実装
う〜ん、全体の2/3が電源ユニット(笑)
レイアウトの関係でトランスの出力端子の位置を変更したのだが、逆にトランスの出力端子同士が干渉してるな(^^;)
また後で見直すとしよう。

導入計画:ASRC&DAC検討その14

試聴のため、実家にお出かけしていた自作の角型3Dスパイラルスピーカ(FE138ES-R版)を回収してきたので、マシンルームのスピーカをVictor SX-LC33から入れ替え。
音を出した瞬間、SX-LC33との高域の解像度と透明感の違いに圧倒される。
中低域がこもった感じが全くしないためだろうけど、逆にそのせいで低域が足りなく感じるのは痛し痒しかも?
一度きちんと測定しないとなぁ…。
とりあえず組みあがった?DACであるが、ジャンクのAV機器のケースにでも入れようかと思い探しているのだが、なかなかしっくりとしたものが見つからない。
抜き身のままでは持ち運びに困るので、とりあえずケーシングしようとラジオデパート地下の奥澤でアルミケースを買ってきた。
奥澤のアルミケース
奥澤が自前で作っているアルミケースは、サイズの割にお手頃でお財布に優しい。
今回W350XD250XH60の0.8mmのアルミケースと、それ用に蓋をカットしてもらって合計2,500円といったところ。
メーカー品なら5,000円は下らないところだ。
さて、箱の上に基板を乗せてレイアウトを確認。
レイアウトチェック
スイッチや端子の出っ張りを考慮するともうギリギリ(笑)
なんとか配置して、ドリル穴をマジックでチェック。
穴開けであるが、常用のルータが壊れた(壊した)ままなので、今回送料込みで2,200円の充電式ルータを買って試してみた。
スピーカ作成時に買った充電式ドリルと同じ所が作っているらしく、安かろう悪かろう感がプンプン漂っている(笑)
ただ本体については思っていたよりはまともで、以前某パーツ屋で買った、セット5,000円のルータと同等ぐらいには使えた。
ただ、トルクが強力とは言えないのと付属のドリルの刃の精度が悪いので、効率を重視するなら別途良いドリルの刃を奢った方が良いようだ。(どのみち3mmとかの刃は付属していないので、別途買う必要があるが。)
難点は、充電時間が8時間で使用時間が1時間、ACアダプタをぶら下げたまま使えないところか(途中でバッテリー切れしたら、しばらく作業を中断して充電する必要がある。)
まあ送料込み2,200円なので、これだけ使えりゃ十分か。
今回は穴を空ける場所が多いので、ルータは導入用の穴を掘るのに使い、実際の穴あけは格安充電式ドリルを使った。(ルータ使ってないやん、爆)
かなりの格安セット(両方合わせて6,000円、笑)ではあるが結構使える。
問題なのはやはり精度かな?(格安充電式ドリルも、やはり付属の刃の精度が悪いので、本格的に使うなら別途刃だけ購入したほうが良い。)
一通り穴を開け終わったところで、リーマーで所定のサイズに広げる。
今回スイッチとかの穴は、電動ドリルである程度大きな穴にしてあるので広げるのも楽だ。
ネジ穴も、以前のルータは3mmまでのドリル刃までしか対応していなかったので、穴を開けた後リーマーで広げていたが、今回は電動ドリルで3.2mmの穴を開けてあるので広げる必要が無く楽チン楽チン。
一番面倒なのは、ACインレットの四角い穴。
ACインレット
いつもドリルでACインレットの形に沿って穴を空け、ニッパで切って大穴を空けている。
まあ、スピーカ作成の際に広幅のヤスリを買ったので、前よりはかなり楽だが。
も一つ面倒なのはバリ取り。
いつもカッターでカットしているが、簡単な方法は無いかしらん?(ケース内側とかドリルが入らないのよねん。)
穴空け完了
なんやかんやでこんな感じで出来上がった。
さて、次は実装だな。

導入計画:ASRC&DAC検討その13

SDRAMメモリーDAIの効果を、THRUモード(バッファリング無し)とDEEPモード(バッファリングあり)とを切り替えて簡単に試聴してみた。
録音の良いDISKだと、バッファリングありの方がリアリティというか空気感が伝わってくるように感じる。(背筋がぞわぞわする感じ?)
あくまで私の駄耳での話であるが(爆)
さて、ケーシングのため、配線を一旦全て取りはずしてレイアウトを考えてみた。
平置きしてみたところ、余裕を含めると幅360mm×奥行き250mm×高さ60mmぐらい。
ん〜ちょっと大きいなぁ…タカチのブロンズケースを使うなら幅300mm×奥行き220mmぐらいに抑えないと…。
とはいっても、MUSE KZ 50V1000uFが異様に高さがあるため、電源ユニットは重ねられなさそうだし…。
もうちょっと検討が必要だな。
今日は、ASRC等残りの基板で一番手間のかかるSSOPのハンダ付けをまとめて行った。
さすがに慣れてきたので、ピン1つ1つを引きハンダでシュパッ!!…とまではいかないが、最初にハンダを乗っけて、次に熱をかけてハンダを引いての2ステップでハンダ付けできるようになった。
ちなみにこれは、USB-DAC基板。
USB-DAC基板
せっかくDACを作成したので、パソコンからの入力も行なえるように、お気楽オーディオキット資料館で領布してもらったもの。
搭載するPCM2704は、USBインターフェース、DAC、S/PDIFへの変換がワンチップに載っており、これを主にUSB→S/PDIFの変換に使う予定。(とりあえず外付けで使用して、気が向いたら内蔵させようか。)
さて、ホントにケースをどうしようかなぁ?

導入計画:ASRC&DAC検討その12

DACの部分は完成したので、今度はSDRAMメモリーDAIを接続する。
SDRAMメモリーDAI
まずは単独で電源のみ繋いでテスト。
P5の電源コネクタは、付属のケーブルだと+−が紛らわしいので自作。
ちなみにこの基板に使われてるコネクタは、日圧のPHというタイプである。
添付のケーブルを使わない場合は、自前で圧着する必要があるが、細かくて面倒なので私はハンダ付けしてしまった(笑)
電源コネクタ
光端子用の電源から3.3Vが出ているのを確認し一旦電源OFF。
簡易テスト
このElectrArtさんとこの基板は、大半の部品は既に搭載されているが、実際に使うには一部手を入れる必要がある。
まずS/PDIFの入力部だが、回路図上入力1,2が光入力端子、3,4がRCA(コアキシャル)となっているが、RCA接続に必要な抵抗が載っていないので、R11とR12の位置に75Ωの抵抗(カーボンで十分)を載せる必要がある。(全部光入力端子の場合は不要)
また、入力1はP1コネクタに出ていないので、基板上の光入力端子搭載部のパターンから取る必要がある。
光入力端子の電源は、P1コネクタの1番ピンに出ているが3.3Vであるので、TORX142等電源電圧が3.3V以外の光入力端子を使う場合は、別途電源を取る必要がある。(光入力端子の場合は、他にインダクタとパスコンの接続も必要。)
とりあえずのテストなので、基板上のパターンから電源と入力1を引き出しTORX142接続する。
S/PDIF入力セレクトはP5コネクタで行うが、オープンにしておけば入力1なのでそのまま何も繋がない。
入力サンプリングレートの切替も、P3コネクタをオープンしておけば自動選択であるのでそのまま。
メインであるバッファの深度切替はテストするので、ロータリースイッチを繋ぐ。
ロータリースイッチは、どことどこがショートするか事前にテスタでチェックしてマジックで記入。
ロータリースイッチ
DAIからの出力は、P4コネクタから付属のケーブルでDAC1242-2に仮配線。
信号の仮配線
P9コネクタからも出力が出ているので、PCM1794のDACも一緒に組み込んで、聴き比べできるようにするのも面白いかも?
一通り配線が終わったので、間違いが無いか確認してメモリ深度をTHRUモードにしてから電源ON。
配線チェック終了
CDを再生すると間を置かずに曲が始まった、よっしゃよっしゃ(笑)
正常に動作するのが確認できたので、一旦電源を落としメモリ深度をDEEPに変更して再度電源ON。
無事音出し終了
今度はメモリにバッファされるので、CDを再生してもすぐには音が出ず、5秒ほどして再生が始まる。
CDを停めても、バッファされた5秒分再生されて音が止まる。
通常のDAIと聴き比べたわけでは無いので、音がどうなったかは判らないが(ぉぃぉぃ)SDRAM-DAIが正常に動作しているのは確認できた。
さて、そろそろケーシングを考えるかな?

導入計画:ASRC&DAC検討その11

前回オペアンプでの音出しが完了。
ざっと聴いた感じ、中低域が厚く支配的で高域は刺激が少なく滑らか。
FN1242Aの音って聴いた事無いんだけど、こんな感じで間違いないのかなぁ?
このバランスだと、現在実家帰省中?の自作スピーカ(角型3DスパイラルスピーカFE138ES-R版)と相性が良さそうな感じであるので、実家に持ち込んでの試聴が楽しみだ。(そろそろケーシングを考えないとなぁ…。)
さて、次はディスクリオペアンプ基板を使ってのテスト。
まずは作成したディスクリオペアンプ基板の目検。
ディスクリオペアンプ基板2枚
ん?
DAC1242-2の製作マニュアルの写真は、ディスクリオペアンプ基板の2SK117が逆になってるような気がするが………調べるとシルクの表記と回路は一致してるので、私の気のせいでしょう(笑)
ちなみに今回ディスクリオペアンプ基板は、抵抗は全部タクマンREY、トランジスタは2SC1815/2SA1015のローノイズ版で、終段が2SC3421/2SA1358という標準的な構成。
ディスクオペアンプ基板アップ
目検では特に問題無さそうだったので、オペアンプを外してディスクリオペアンプ基板を挿入。
オペアンプ取り外し
やさしくしてね…ぉぃぉぃ
そして電源ON。
無事オペアンプ基板上のLEDが点灯。
点灯…してるかな?
異常発熱している部品も無さそうだったので、オフセットの測定をしてみる。
サーボ無しで初期状態で
L 23.1mV
R 25.6mV
と、オペアンプの時より低いまあまあな値。
基板上のサーメット(VR)を回して
L 1.2mV
R -1.6mV
までなんとか追い込んだが、0にするにはなかなか微妙な調整が必要。
こんな事なら、多回転にしておくんだった(^^;)
とりあえずその辺で妥協して、青銅モグラに繋いでCDを再生…おおっ、出た出た!!
音出しテスト中
ディスクリオペアンプ基板でも、中低域の厚さは変わらず。
きっとこれがFN1242Aの音なんだろうな。
ということで、無事ディスクリオペアンプ基板でも音出し終了。
次はSDRAMメモリDAIとの接続かな?